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3D Evolution

多くの企業で設計・製造プロセスの効率化と品質向上に貢献しています

3D_Evolution Logo

3D_Evolutionとは

3D_Evolution は、CATIA V5, NX, Creo をはじめとする、異なる CAD システム間のデータを高精度に変換するプロフェッショナル・ソリューションです。

しかし、その役割は単なるファイル形式の変換に留まりません。変換したデータを後工程で「確実に使える」状態にするための、形状修正(ヒーリング)、品質検証、データ軽量化、IP 保護(知的財産保護)といった多彩な機能を統合。

データ変換という核心的な課題解決を基盤に、設計レビュー、CAE 解析、生産準備といった、ものづくりにおける様々なデータ活用プロセスを円滑にし、手戻りの削減と開発リードタイムの短縮に貢献します。

CORE FEATURES

01

高精度かつ高速なダイレクト変換

3D_Evolution は、主要 CAD(CATIA, NX, Creo など)のデータを直接読み解くため、中間ファイル利用時に発生する「二重変換」の手間と品質劣化のリスクがありません。この「ダイレクト変換」により、変換エラーや手戻りを最小限に抑え、異なる CAD システム間をまたぐ設計・製造プロセスを、高速かつ円滑に進めることが可能になります。

CADデータ変換

高精度

STEP などの中間ファイルを介さず、CATIA V5, NX, Creo といった各 CAD のネイティブデータを直接読み書きします。これにより、データ変換時に起こりがちな形状の劣化や情報の欠落を根本から排除。

高速

まるで同じ CAD ソフトを使っているかのように、設計意図を正確に保ったまま、スムーズでストレスのないデータ連携を実現します。

02

強力なヒーリング(高精度データ修復)機能

異なる CAD 間でデータを変換する際、見た目では分からなくても、微小な面の隙間や形状のズレといった「目に見えないエラー」が内部に発生することがあります。これらは後工程の CAM や CAE で「データが読み込めない」「正しく計算できない」といった致命的なトラブルの直接的な原因となります。

3D_Evolution の強力なヒーリング機能は、こうしたデータの"健康状態"を診断し、問題をインテリジェントに修復する、いわば**「3D データのドクター」**です。変換と同時に以下の様な代表的な問題を自動で修正します。

強力なヒーリング(高精度データ修復)機能

ソリッド化のための隙間埋め

バラバラなサーフェス(面)の集合体でしかないデータを、隙間なく結合して解析や加工に使える一つの塊(ソリッド)にします。

エラー形状の整形

計算エラーの原因となる、自己交差した面や不自然にねじれた面を、幾何学的に矛盾のないクリーンな形状に整形します。

03

詳細なデータ検証機能
設計品質を向上させる高度な解析ツール

3D_Evolution は、データの変換や修正だけでなく、設計品質そのものを検証・向上させるための高度な解析ツールを備えています。高価な CAD ライセンスや専門の解析ソフトがなくても、受け取ったデータが設計要件を満たしているかを迅速に評価できます。

特に、製造前の段階で品質を確保するために不可欠な、以下の検証機能を搭載しています。

詳細なデータ検証機能

干渉・クリアランスチェック

大規模なアセンブリデータでも高速に処理し、部品同士がぶつかる「干渉」箇所や、必要な隙間(クリアランス)が確保できているかを正確に検出します。これにより、試作前に物理的な不整合を発見し、設計手戻りを未然に防ぎます。

肉厚・ドラフト解析

樹脂成形品などの品質を左右する「肉厚」の均一性や、金型から製品をスムーズに取り出すための「抜き勾配(ドラフト)」を、カラーマップで分かりやすく可視化。成形不良のリスクを設計の早期段階で洗い出し、金型設計の品質向上に大きく貢献します。

04

データ軽量化とIP保護
安全かつ快適なデータ共有を実現

サプライヤーとの連携や工場レイアウト検討など、3D データを社外と共有する機会は増え続けています。しかしそこには「データが重すぎて扱えない」「設計ノウハウである内部構造まで見せたくない」という二つの大きな課題が常に存在します。

3D_Evolution は、これらの課題をワンストップで解決します。ボタン一つでアセンブリの内部形状や部品を完全に非表示にし、外形のみの軽量モデルを自動生成する「エンベロープ機能」を搭載。

データ軽量化とIP保護

知的財産(IP)の保護

企業の生命線である詳細な設計情報や技術ノウハウの流出を確実に防ぎ、必要な情報だけを安全に共有できます。

劇的なデータ軽量化

数ギガバイトにもなる大規模アセンブリも、数メガバイト単位まで軽量化。PC のスペックを問わず、誰でも軽快にデータを扱えるため、DMU(デジタルモックアップ)レビューや VR/AR での活用が飛躍的にスムーズになります。

05

CAE/シミュレーションへの最適化
解析モデル準備を劇的に効率化

3D_Evolutionは、単に形状を変換するだけではありません。後工程であるCAE(解析)での活用を強力に支援する、高度なデータ準備機能を備えています。これまで解析エンジニアが多くの時間を費やしていた、地道な手作業を自動化します。

CADデータ変換

解析に不要な形状の自動除去

構造解析などを行う際、製品の強度にほとんど影響しないフィレット(丸み)や小さな穴、刻印などは、むしろ計算時間を増大させ、エラーの原因となります。Defeaturing 機能は、これらの解析の"ノイズ"となる形状を自動で検出し、一括で除去。クリーンで計算に適した解析用モデルを、わずかな時間で作成します。

ミッドサーフェス生成

板金や樹脂筐体のような薄肉部品の解析では、3D ソリッドのまま計算するより、厚みの中心にある「面(シェル)」でモデル化した方が、圧倒的に高速かつ効率的です。本機能は、この解析に最適な「中立面」を、複雑な形状からでも高精度に自動生成します。

06

フィーチャーベース変換(高度なオプション)
設計資産を未来へ繋ぐ

「過去の膨大な CAD データを、新しいシステムでも編集可能にしたい」― そんな CAD マイグレーションにおける最大の課題を解決するのが、このフィーチャーベース変換オプションです。

通常の変換では形状しか移行できず、過去のデータは「編集できないただの塊」になってしまいます。しかし本機能は、モデルの成り立ちであるフィーチャー履歴を読み解き、新しい CAD 上で再現します。これにより、過去の資産が持つ設計思想を失うことなく、新しい環境で再活用することが可能になります。

さらに、この高度な変換プロセスは完全な自動化に対応しています。 サーバー上で大量のデータを一括処理する仕組みを構築できるため、人手を介さずに膨大なライブラリの移行を完了させることができます。

フィーチャーベース変換(高度なオプション)

変換後の自由な
設計変更

変換されたデータは、まるで最初からそのCADで設計されたかのようにネイティブな履歴ツリーを持ちます。これにより、寸法変更やフィーチャーの編集といった、履歴ベースでの柔軟な設計変更が可能となり、過去の設計資産を「生きたデータ」として完全に再利用できます。

大量データの自動処理による
CADマイグレーション

この機能は、コマンドラインからの実行によるバッチ処理(一括自動変換)に対応しています。旧 CAD システムに蓄積された数千、数万点にも及ぶ膨大なデータを、夜間などに無人で変換することが可能。手作業では不可能な規模のデータ移行を現実的な工数とコストで実現し、全社的な CAD システムの刷新プロジェクトを強力に支援します。